インテリアの洋風化にともなって、昔ながらの神棚とは一線を画すモダンな神棚が続々登場しています。「うちのインテリアと合わないから神棚は作りたくない……」なんて考えているとしたら、もったいない! ここでは、通販サイト『楽天市場』で購入できるおしゃれな神棚をまとめます。
ミニマルですっきり。シンプルな御神札立て
神棚はお社型と棚板を組み合わせて作るものの総称ですが、すっきりと省スペースで御神札を祀るのならば御神札立てを用いるのがおすすめです。
人気の山崎実業・towerシリーズの御神札立て「OFUDA HOLDER」
インテリア好きの中で大人気の山崎実業towerシリーズから、御神札立てが販売されています。シンプルな造りで押しピンや画鋲で3箇所留めるだけで設置できる手軽さも魅力。幅9cm、奥行き4cm、高さ8cmと御神札が1体すっぽりと収まるコンパクトサイズで、場所をとらずに御神札をお祀りできます。奥行きがあるので3体まで重ねてお祀りすることも可能です。インテリアと合わせて選びやすい白と黒の2色展開なのも◎。
壁に穴を開けたくない賃貸住まいであれば、卓上に置いて使うこともできます。その際は本棚や収納棚の最上段など目線より上に置くのがよいとされています。
同社からは同じシリーズで、御神札を3体並べてお祀りできるタイプも販売されています。お正月に授与いただく破魔矢も本来、神棚にお上げするもの。このタイプならば神棚がなくとも破魔矢を一緒にお祀りすることができます。
ナチュラルな木目素材の御神札立て「RIN」
前述のtowerと同じく、シンプルな御神札立てです。木目調なので、ナチュラル系インテリアに合わせやすいのが魅力。設置は同じく画鋲による固定と手軽さも、初めて御神札をお祀りする人にはぴったり。
RINの御神札立てにも3体並べられるタイプがあります。
どちらも破魔矢をかけられるようになっているので、インテリアのテイストに合わせて選んでみてください。
宮型はイヤ、でも日々のお供えはしたいなら
神棚がインテリアに合わないと考える人に多いのが、宮型への抵抗感ではないでしょうか。それでも御神札立てを使って壁に祀るだけではなく、水やお米などお供えもしっかりやりたい派におすすめなのがシェルフタイプの神棚です。棚の奥行きがあるため、お供物やお榊を置くことも可能です。戴き物を神様にお上げしてから家族で食べる、といった時にも奥行きがあるシェルフタイプなら重量さえクリアになるなら取り入れることができます。
神棚板 Kurumi
木目調が美しいシェルフです。12センチの奥行きがあるため、お榊立てなど小さな神具も一緒に置くことができます。和室のみならず、フローリングの洋間でも違和感なく設置が可能です。
「かみさまの線 YOKO」
壁に取り付けるか、または卓上において使用ができるタイプの御神札立てです。御神札は3体立てられ、一緒に神具も置くことができます。一目では神棚とはわからないモダンなデザインで、インテリアにこだわりがある人には選びやすいのではないでしょうか。
壁付も、置き型も。モダンな神棚なら
従来の社殿を模した宮型ではない、モダンな宮型も増えています。以前は北陸地方で多くみられた箱宮タイプで、和室にも洋間にも馴染みやすいデザインが特長です。壁に画鋲でつけられるほか、棚上に置くこともできるので賃貸でも壁を大きく傷つけずに設置ができます。
モダン神棚 天照
ヒノキ材を使った三社宮のタイプで、千本格子の奥に御神札が見える宮型です。うっすら見える雲の飾りがとても美しく、風雅な雰囲気。奥行き9.5cmと薄型ですっきりとお祀りができます。
箱宮 神楽
薄型のモダン神棚で、引き出しを使ってお供えも置くことができます。本式の宮型に近い、扉の開閉ができるタイプで身内に不幸があった際には扉を閉じて喪に服すことができます。
以上、3つのタイプ別でモダン神棚を取り上げました。
和室がないマンションや戸建てが増えるなか、従来のデザインでは家のしつらえに浮いてしまうといった声を反映してかさまざまなタイプのものが登場しています。いただいた御神札をどのようにお祀りしたいのか、家族で話し合って最適な祀り方を選んでみてください。