どうやって神社にお返しする? 古い御神札の返納方法と手順

年末に納めに行く、古い御神札。新しく取り替えるとはいえ、御神札は神様が宿るものです。神棚から下ろしたら、その後はどのようにして神社へもっていけば神様に失礼がないのでしょうか。

目次

まずは宮型から御札を取り出そう

神社へ御札を納めに行く際には、以下の手順で神棚から御札を下ろしましょう。

<用意するもの>

  • 新しいタオル、手ぬぐい、キッチンペーパーなど
  • 奉書紙、和紙

1.事前準備

まず両手に塩を揉み込んで、手を清めましょう。その後は手を水ですすぎ洗いし、新しいタオルや手ぬぐいで水分を拭き取ります。使い捨てのキッチンペーパーで拭っても構いません。神棚専用のタオルや手ぬぐいを用意しておいて、毎年使いまわしても可。

2.宮型から御札を取り出す

一年間の家族を見守ってくださったことを感謝し、拝礼した後に宮型から御札を取り出します。

御札は包んで神社へ持って行きましょう

神棚から取り下げた御札は、そのままダイレクトに鞄に入れるのはちょっと待って。新しい御札に取り替えるとはいえ、神様が宿るものですから丁寧な扱いを心がけたいもの。下ろした御札は、新しい風呂敷を用意して包んでから鞄に入れるようにしましょう。

そのほか書道用の半紙や和紙、奉書紙、白い新しい布に包んでも構いません。

包んだ御札は古札納所へ持っていく

神社の境内には、古い御札を納めるための古札納所が用意されているところが多くあります。包んで持ってきた御札はここへ納めるようにします。なかには古札納所がない神社もありますので、社務所で古い御札を納めたい旨を伝えてください。

御札は無料で納められるところもありますが、一部では寸志を納める神社も。お世話になったことの感謝のきもちですので、数百円~千円程度で納める人が多いようです。

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