身内に不幸があった年、御神札の新調はどうすべき?

身内に不幸があったら、神棚や神社へのお参りは一定期間お休みします。お休みする期間については、同居する家族や親族の等級によっても異なります。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

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御神札は一年に一回新しくするべき

神社でいただく御神札は、基本的に一年に一回新しい御神札に取り替えます。しかし、なかには不幸があった年の暮れには御神札をお返しするだけにして、新しい御神札をいただくのを遠慮する人もいます。これには仏教の考え方が影響しているのかもしれません。しかし、神道ではその必要はありません。上記の記事に記載した日数だけ喪に服し、その後は例年どおり新しい年を迎えるにあたり古い御神札を納めて、新しい御神札に取り替えて構いません。

御神札を取り替えられない事例

ただし例外もあります。たとえば次のような場合です。

◯ 12月26日に、実家の父が亡くなった

実家の父、つまり同居していない両親の場合、喪の期間は10日間。26日から10日だと、年末年始に重なるため初詣はお休みします。神棚も半紙を下げて、御神札もそのまま取り替えずにおきましょう。喪が明けてから改めて御神札を取り替えるようにします。

◯11月14日に同居している夫の妹が亡くなった

同居者が亡くなった場合、血縁や親族の等級に関わらず喪の期間は50日間です。上記の例と同じく、年末年始には神社や神棚への参拝をお休みしてください。喪の期間が開けてから、御神札を取り替えます。

年末年始の縁起物も同様に

暮れには縁起物の熊手(かっこめ)、年始にも干支の置物など縁起物を神社でお分かちいただく人も多いはず。御神札と同様、喪の期間は遠慮すると考えて差し支えありません。

 

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